チェコ国外初「スラヴ叙事詩」の全貌が開かされる「ミュシャ展」@国立新美術館/東京都港区六本木7丁目22−2

日本とチェコが国交を回復して60周年を記念し国立新美術館で、2017年3月8日から
アルフォンス・ミュシャの個展が開催されています。
19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパで起こった美術運動「アール・ヌーヴォー」{新しい芸術という意味}に代表される芸術家の一人であるミュシャは、日本国内でも人気を博しています。

グラフィックデザイナーであるミュシャの作品は女性を用いて星、宝石や花など様々な概念を表現し、その華麗な曲線を多用したデザインが特徴としており、なかでも製作するのに17年間を要した「スラヴ叙事詩」は縦6m、横8mの巨大なキャンバスに描かれた油彩画で、スラヴ民族の苦難と栄光の歴史を20点の連作により成る作品となっています。

製作期間中に起きた第一次世界大戦は彼の作品に大きく影響しており、ナチスドイツによって祖国チェコスロヴァキア共和国は解体され、さらに「ミュシャの絵画は、国民の愛国心を刺激するものである」とされ侵攻してきたドイツ軍に彼自身も逮捕されています。厳しい尋問に耐えられず釈放後4ヶ月後に祖国の解放を知らないまま生涯を閉じた彼の民族意識の復興を望む意思が表現されている作品です。

今回彼の祖国チェコ以外では世界で初めて「スラヴ叙事詩」全20点が全て展示されており、その他約80点に及ぶ作品により彼の足跡を辿る貴重な機会となっています。

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